【死因=肝細胞がん】田中廣臣(劇団四季)が死去 病気と過去の経歴

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こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。

劇団四季で舞台『ライオンキング』のザズ役などで活躍した俳優の田中廣臣(たなかひろおみ)さんが死去しました。スポニチアネックスによると、以下のように報じています。

劇団四季の俳優・田中廣臣(たなか・ひろおみ)さんが20日、肝細胞がんで亡くなった。51歳。劇団四季が21日に報道各社にFAXで発表した。

通夜は21日午後5時から、告別式は22日午後0時30分から宮崎県日向市の総合葬祭プリエール日向で行われる。

2018年の立て続けに出てくる訃報に、劇団四季のファンから悲しみの声が広がっています。

今回は田中廣臣さんの過去の活躍と病歴などを振り返っていきます。


死因=肝細胞がん 田中廣臣(劇団四季)が死去

上でも取り上げたように、田中廣臣さんの死因は肝細胞がんです。

肝細胞がんはかなり進行するまで自覚症状がほとんどなく、見つかったころには手の施しようがないという場合も珍しくありません。

以下、国立がん研究センターからの引用になります。

肝細胞がんは、肝臓の細胞ががん化して悪性腫瘍になったものです。同じ肝臓にできたがんでも、肝臓の中を通る胆管ががん化したものは「肝内胆管がん(胆管細胞がん)」と呼ばれています。肝細胞がんと肝内胆管がんは、治療法が異なることから区別されています。

肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、炎症やがんがあっても初期には自覚症状がほとんどありません。医療機関での定期的な検診や、ほかの病気の検査のときなどに、たまたま肝細胞がんが発見されることも少なくありません。
肝細胞がんが進行した場合は、腹部のしこり・圧迫感、痛みなどを訴える人もいます。

疫学的には男性に多く、50代から一気に増加する傾向にあるといいます。

田中廣臣さんの場合も51歳ということで、統計的にも発症リスクが高まる年齢であったことが分かります。

病気と過去の経歴

各メディアでは、田中廣臣さんの経歴について以下のように報じています。

田中さんは、中大文学部卒業後にテーマパーク等でダンサーとして活動し音楽座の公演にも数多く出演。2000年9月にオーディションに合格し01年、劇団四季に入団した。以後、「ライオンキング」(サズ役)、「アイーダ」(ゾーザー役)などに出演。2017年12月の東京・四季劇場「夏」での「ライオンキング」のザズ役での出演が最後の舞台となった。

劇団四季を退団したという情報はないことから、最後まで籍は置いていたものと思われます。

2018年に入ってから俳優活動などはしていなかったようなので、肝細胞がんの治療を本格的に始めたのは2018年の初め頃だったのでしょう。

肝細胞がんのほかには過去に大きな病歴はなかったようです。