こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の側近中の側近として注目を集めていたチョ・グク氏の不正疑惑問題が、韓国国内を賑わせています。
チョ・グク氏は在宅起訴されたのにも関わらず、まさかの法相に任命されるという事態。
この状況に、韓国の女性国会議員である李彦周(イ・オンジュ)氏が髪の毛を丸刈りにして抗議活動をするというパフォーマンスを行い、話題となっています。
今回は、奇抜な抗議活動で注目を集めている李彦周(イ・オンジュ)氏について取り上げます。
顔写真あり!李彦周(イオンジュ)議員が丸刈りにして抗議活動
今回の件について、スポーツ報知などは以下のように報じています。
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領(66)が、娘の進学に関する不正疑惑で妻が在宅起訴された側近のチョ・グク氏(54)を法相に任命したことに反発し10日、無所属の女性国会議員・李彦周(イ・オンジュ)氏(46)が丸刈りにするパフォーマンスを行った。
現地紙ハンギョレ新聞(電子版)などによると、李氏はこの日、国会本館の前にある階段で抗議行動を実施。黒字に白で「大韓民国の民主主義は死んだ」と書かれた横断幕を前に、文氏が野党や国民の反対を無視してチョ氏を司法行政のトップに任命したことを批判した。
その後、「抵抗の精神をどう見せるか考えた上で、髪を切ることにした」と、その場で“断髪式”を強行した。ショートカットの髪は、バリカンでみるみる間に丸坊主に。仕上げも含め、4分ほどで完全に坊主頭となった李氏の目には、涙も見られた。
出典:スポーツ報知
李彦周(イオンジュ)議員がバリカンで断髪をする様子を捉えた写真は、韓国のネットメディアで報じられています。
実際に掲載されたのが以下の写真。
女性にとっては髪の毛は命とも言えるほど大切なもの。
その髪の毛を丸めてまで、抗議の意思を示したというところに、韓国国民からは称賛の声も多くあがっているようです。
李彦周(イオンジュ)=韓国議員の経歴と学歴は?
李彦周(イオンジュ)氏は、韓国の弁護士であり、無所属の国会議員でもあります。
もともと野党第2位『正しい未来党』に所属していましたが、2019年に離党しています。
英語版Wikipediaなどによれば、彼女は1972年11月8日生まれ。
釜山影島区で生まれ、シンガポールで育ったとのことです。
韓国の名門ソウル大学を卒業し、その後1997年に司法試験合格。
旦那はキョンヒ大学で教鞭をとるチェ・ウォンジェ教授です。
YouTube活動もしている
すでに報道のされていますが、李彦周(イオンジュ)氏は『이언주TV』という自身のYouTubeチャンネルを持っています。
現在登録者数は28万人ほどで、それなりに大きな影響力を持つチャンネルです。
実は、今回話題になっているバリカンでの断髪の様子は、自身のYouTubeチャンネルでも公開されています。
こちらがその実際の動画です。
人々の前で公開断髪式を行っています。女性としてはかなり勇気のいることでしょう。
ネットの反応
今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?
ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。
李氏がそこまで批判する理由は、今回の法相の問題だけではなさそうですけど、具体的に文の政治の批判されるべきいくつかの点やここまで蓄積した不満みたいなことをもっと調べあげてくれたらこちらもありがたいけど。以前から批判していたみたいだし、私は、今、はじめて知ったうちの1人なので、これからは注視したい。
体を張った抗議は評価に値するが
それが通じるような相手なら
そもそも玉ねぎを法相に起用しなかっただろう
彼女なりに考えた行動なんでしょうね。是非はともかく、女性にとっては覚悟のいる行動でしょうね。
でも、そんな気持ちが少しでも伝わるような大統領ならいいのですが…。 無駄な行動になりそうで、お気の毒様です。
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