こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。
船橋市で起きたウーバーイーツの当て逃げ事故が、情報番組『モーニングショー』で放送され大きな注目を集めています。
このウーバーイーツ配達員は、車の後部に激突し、破損させたのにも関わらず何も言わずその場を去ったといいます。
ここでは、船橋市で起きたこの一連の事件について詳しく取り上げていきます。
目次
船橋市でウーバーイーツ配達員がバイク事故→当て逃げ
こんなのアリか!配達バイクが追突して逃げたのに、ドライバーが見つからない「ウーバー・イーツ」って何様?#ウーバー・イーツ #当て逃げ https://t.co/NSnDYJssoF
— J-CASTテレビウォッチ (@jcast_tv) August 14, 2020
この件について、J-CASTテレビウォッチは以下のように報じています。
車の後ろをにらむドライブレコーダーにバイクが写った。突っ込んできてそのまま激突。運転者が背負ったバッグには「Uber Eats」(ウーバー・イーツ)とあった。話をしようと車を路地に入れた。するとバイクは、そのまま走り去った。渋滞で追いかけられなかった。
8日(2020年8月)午後4時20分ごろ、千葉県船橋市の県道で起こった事故だ。映像を見ると、食べ物配達のバイクが、後続の車の後ろにいた。車が左折して、バイクが加速したが、運転者は下を見ていたようで、渋滞で止まっていた被害者の車にモロにぶつかった。
被害者の男性はいう。「ウーバー・イーツだから一応会社だろうと思った。男は30代くらい。ヘルメットも脱がず、声をかけても返事もせず、謝ろうともしない。通行に邪魔だからとバイクを路地に乗り入れた」。バイクはそのまま走り去った。
警察にも届け、カメラの映像もあるからすぐ見つかるかと思ったら、いまだに見つからない。
ウーバー・イーツに連絡したが、電話はつながらず、メールを打った。返ってきた返事は「ドライバーのフルネーム、電話番号、配達の注文番号など詳細が確認されないと、該当の配達パートナーを特定できかねます」と。「そりゃないだろう」と被害の男性。
車は買って3カ月の新車だが、後部ドアがつぶれた。修理の見積もりは36万円余り。番組がウーバー・イーツに確認したところ、「現在確認に務めている。個別の事故の詳細については、お答えしておりませせん」という答えだ。
一連の事故が発生したのは、船橋市夏見台3丁目の『千葉県道288号夏見小室線』。
ドライブレコーダーの映像が残っており、テレビで報じられた現場周辺の映像から、以下が当て逃げが発生した現場だと思われます。
道路の形や左奥に見える『くすりの福太郎』などが特定の手がかりになりました。
ウーバーイーツ事故バイク当て逃げ犯人の顔+動画を特定?
被害男性はウーバーイーツに問い合わせをしたものの、『犯人の名前がわからなければ特定できない』などと言われたと言います。
これはさすがに企業としてはありえない対応で、モーニングショーでも一同が苦言を呈していました。
当て逃げをしたウーバーイーツ配達員の男性については、ドライブレコーダーに顔が映っています。
動画はこちら↓
ウーバーイーツの事故多いですね。しかもタチが悪い。
当て逃げ。
まともにやってる人も同じ目で見られてしまうのがかわいそう。#ウーバーイーツ#事故#当て逃げ pic.twitter.com/KPgCH1NL3Y— やまじ【競馬好きトラック🚚運転手】 (@jet0109jet) August 13, 2020
ただ、番組で放送されたこちらの映像にはモザイクが掛かっており、犯人の素顔を見ることはできません。
モザイク無しの動画はネット上にも流出しておりませんが、顔が映っていることから犯人の特定も時間の問題でしょう。
ウーバーイーツ側の対応に、各方面から疑問の声多数
モーニングショーでの報道以降、各情報番組でこの事故が度々取り上げられています。
そんななか、14日放送のバイキングでは、坂上忍さんが配達員はもちろんのこと、ウーバーイーツという会社自体の対応についても苦言を呈しました。
俳優・坂上忍が14日、MCを務めるフジテレビ系「バイキング」に出演。新型コロナウイルスの影響で、需要が拡大しているウーバーイーツ、それに伴い相次ぐ配達員の事故などのトラブルについてコメントした。
<中略>
ウーバー側の対応に、坂上は「こんなこと言ってくんの?!」と怒りをにじませ、「すごい会社があったもんだね」とあきれた。
土田晃之も「有名な会社で…、こんな対応する会社なんだな、って思って、本当、ビックリです」と話していた。
コメンテーターとして出演していた土田さんもこの件については怒りを滲ませていました。
ウーバーイーツの対応力のなさについてはSNS上でも話題になっており、品物が届かなかったとしてもコールセンターへの問い合わせ窓口がないなど、問題点が多数指摘されています。
【2020/8/19追記】ウーバーイーツが警察と協力して調査
事件発覚当初から大々的に報じられたこの事件。
すでに事故から1週間が経過しようとしていますが、ここにきてウーバーイーツが『警察と協力して調査している』と発表しました。
<前半省略>
男性は警察へ通報。さらにUber Eatsにも連絡を入れたということです。Uber Eatsは、この“当て逃げ”について「現在警察の捜査に全面的に協力しております」と話し、配達員の安全啓発への取り組みをさらに強化するとしています。
警察は、当て逃げ事件として捜査を進めています。
出典:日テレNEWS
当初、ウーバーイーツは男性の問い合わせに対して『配達員を特定できない』と酷い対応をしていました。
しかし、予想以上のネットでの批判やメディアでの報道により、ウーバーイーツも対応せざるを得なくなったものと思われます。
現時点では犯人の素性などはまだ公表されていませんが、警察が介入したことにより逮捕される可能性は十分にあるでしょう。
一方、配達員側は労災保険の適用拡大を求める
ウーバーイーツ配達員による無謀な運転やマナー違反が多発するなか、配達員を法的に厳しく取り締まる方法はないのか?と議論されています。
その一方で、配達員側は労災保険の適用拡大を求めていると報じられました。
米配車大手ウーバー・テクノロジーズが日本で展開する食事宅配サービス「ウーバーイーツ」の配達員らでつくる労働組合は13日、厚生労働省を訪れ、労災保険の適用拡大を求める要望書を提出した。
労災保険は企業に雇われた人を対象に、企業側が保険料を負担する。配達員は法律上は個人事業主のため対象外だが、労組はウーバーのアプリを通して飲食店から配達を請け負う仕組みは雇われた労働者と似た働き方だと指摘。業務中に31件の事故が起きたことも確認しており、労働者の保護が不十分だと主張している。
特定の条件を満たした場合にのみ加入が許される特別加入制度の適用を求めているものとされます。
これらの報道を合わせてみてみると、ウーバーイーツに関しては利用者側・配達員側の双方に不満を抱えている部分が多いようです。
ネットの反応
今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?
ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。
見たことか!
ホンマにこいつらが公道走ってるの見ると反射的に避けようと思うし、はっきり言って迷惑でしかない
早く無くなれ
ほんと迷惑
会社として事業拡大する前に、社員教育を徹底しろよ
ウーバーの配達員って本当に質悪いですよね
注文した品が届かないことも普通ですし
さすが外資
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