こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。
京都でALS患者に対して安楽死を施したとして、2人の医師が逮捕されました。
国内で安楽死を請け負ったとして大々的に逮捕されたのは2008年以来ということで、大きな注目を集めています。
ここでは京都で起きた安楽死事件について、詳しく取り上げていきます。
京都でALS患者を安楽死→医師2人を逮捕
【スクープ】難病ALS女性を安楽死 医師2人を逮捕へ、嘱託殺人容疑 京都府警 https://t.co/zcdYY6vN3d
— 京都新聞 (@kyoto_np) July 23, 2020
この件について、京都新聞などは以下のように報じています。
全身の筋肉が動かなくなっていく神経難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症した京都市の女性から頼まれ、薬物を投与して死に至らしめたとして、京都府警捜査1課などは23日、仙台市の医師の男(42)と、東京都の医師の男(43)を逮捕する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。
患者を「安楽死」させたとして医師が逮捕、または書類送検されるのは、2008年に富山県射水市の射水市民病院の元外科部長らが書類送検(嫌疑不十分で不起訴)されて以来、12年ぶり。
報道にある通り、京都で安楽死を行ったとして2人の医師が逮捕されました。
安楽死での逮捕は2008年に起きた富山県射水市民病院事件以来、12年ぶりのこと。
この事件は、2000年から2005年の間に、当該病院の外科部長が人工呼吸器を外し、7名の患者が死亡した事件でした。
逮捕された医師2人=仙台市と東京都の医者は誰で名前や勤務先は?
逮捕された2人の医師について、具体的な人物像や実名は報じられていません。
ただ、『仙台市』と『東京都』と報じられていることから、ネット掲示板では勤務先病院の特定が進んでいるようです。
逮捕された2人の医師の名前が公表されました。
報道によると、逮捕されたのは『大久保愉一容疑者』と『山本直樹容疑者』とのことです。
この2人に関する詳細情報を以下を参照。
日本人が安楽死をするためにはスイス意外にない
安楽死や尊厳死については、今までに何度も議論されたことがあります。
2020年現在の日本では、安楽死は認められておらず、同意の上だとしてもこれを請け負った場合には罪に問われます。
ただ、世界には安楽死を認めている国も多いのが実情。
カナダやオランダ、ベルギー、スイスでは法的に認められており、アメリカでも一部の州では合法化されています。
しかし、外国人を受け入れているのはスイスのみで、日本人が安楽死をするためにはスイスに渡航するしか選択肢がないのが現状です。
ネットの反応
今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?
ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。
安楽死を法的に認めて欲しい
苦しみながら生かされるのは本当につらいと思います(>_<)
ALSにはなりたくない、感覚は残存するから痛いけど動けないしゃべれなくなるほんと生き地獄です。同じ立場なら楽にしてとお願いするとおもう。医師は悪くないやろ
実際な安楽死を法的に認めている国もあるわけだしね。ALSに限らず難病で治療法もなく、日々近づいてくる死に恐怖や不安を感じながら生きている人もいる。簡単に決められる事ではないのかもしれないが、安楽死、尊厳死という選択がいつか日本でも出来る日が来ても良いように個人的には思う。
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