ビザ免除停止になるとどうなる?韓国廃止措置の意味といつまで+旅行は?

コラム

こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。

コロナウイルス感染拡大に伴う、日本の韓国入国禁止措置に対して、報復行為とも取れる措置がなされました。

なんと韓国は日本時間の3月6日付けで、日本のビザ免除停止を宣言。

この驚きの行動について、参議院議員の佐藤氏もTwitterで以下のようにコメントしています。

今回は韓国が行ったビザ免除停止措置について詳しく取り上げていきます。


韓国がビザ免除停止(廃止)措置→報復行為か

今回の件について、朝日新聞デジタルなどは以下のように報じています。

日本政府が新型コロナウイルス感染症対策として、9日以降に中国と韓国からの入国制限を強化することに対し、韓国外交省は6日、日本人に認めている査証(ビザ)免除措置(90日以内)と発行済み査証の効力を停止すると発表した。事実上の対抗措置で、すでに入国した人は除き、9日午前0時から適用する。

発表によると、日本から来る外国人に対しても、入国時の検疫などの手続きを強化する。また、韓国国民の海外渡航に関する警報で、日本を4段階のうち最も低い「旅行留意」から1段階高い「旅行自粛」に引き上げる。さらに、今後は日本発着便について、韓国内の空港使用を制限することも検討する。

この件に先立って、韓国の康京和(カンギョンファ)外相は入国規制を発動した日本国政府に激しく抗議していました。

日本の今回の入国禁止措置は、あくまでもコロナウイルスの脅威に対抗するものであり、政治的な意義は基本的にありません。

それなのにも関わらず、報復行為とも取れる韓国の今回の対応には、国内でも批判の声が上がっています。

ビザ免除停止になるとどうなる?その意味と期間はいつまで?

今回のビザ免除停止によって、具体的になにがどのように変わるのでしょうか?

実際にネットでビザについて調べてみると以下のように解説されています。

ビザは日本では「査証」とも呼ばれます。入国を希望する他国籍の入国希望者について、自国に入国をさせて問題がないかを書類や面接などを通じて事前審査を行い、審査をクリアした方のみにビザが発行されます。

つまり、ビザというのはその人物が安全かどうかをフィルタリングした結果の証明書ということです。

その国ごとに、安全性・信頼性があると認められた国に対して独自の基準でビザ免除(ノービザ)を行っています。

日本では2020年現在68カ国に対してビザ免除を認めており、そのなかには韓国も入っています。
出典:日本外務省

一方、韓国も日本のビザ免除を認めており、日本に対するビザについて以下のように記載されています。

韓国を訪問する日本人は、90日間以内の滞在に限りノービザで入国ができます。
滞在期間:90日
滞在活動許容範囲:観光通過、商用、会議参加、親戚訪問など(但し就業または営利活動を目的に入国する場合にはビザが必要です)

つまり、今回のビザ免除停止によって、90日以内の滞在であっても、韓国に行く際にはわざわざビザを取得する必要が出てくるということです。

ちなみにいつまでなのか?などの期限については現時点では公表されていません。

ビザ免除停止は旅行に影響を与えるのか?

今回のビザ免除停止が発動されれば、旅行にも影響をあたえます。

ビザにはいくつかの種類がありますが、日本から韓国に旅行をしにいく場合には、ツーリストビザ(観光ビザ)を取得することになります。

ビザの認定基準は国によって違うため、取得難易度も大きく異なります。

韓国がどの程度の基準を設定してくるのかは現状不明ですが、わざわざ国内にある大使館の領事部(査証課)にビザの発行申請をしにいかなければならないので、かなり面倒なことは間違いありません。

ネットの反応

今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?

ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。

もうそちらから国交断絶してください。
世界中の国と同じ事をしても日本に対してのみ対抗措置を検討する国。
お互いの往来を禁止すればお互いの幸せですね。

昨年からビザ停止を切望していたが、想定外のウィルス蔓延で実現。感染終息しても、このままが国益に叶うと思います。関係の疎遠に勝るものなし。

世界広しと言えど他国の防疫措置に対して報復してくる国は韓国だけだろう。
そんな事しても日本は措置撤回しない、そもそも外交的取引材料にするような内容の措置ではない。