こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。
生前、映画監督として活躍した仙元誠三(せんげんせいぞう)さんが死去しました。
松田優作さん主演の「蘇える金狼」などを手掛けた監督として有名で、野球好きとしても知られていました。
今回は突然の訃報が報じられた映画監督・仙元誠三さんについて詳しく取り上げていきます。
仙元誠三が死去で死因は病気?
「セーラー服と機関銃」「蘇える金狼」映画撮影監督、仙元誠三さん死去https://t.co/VpGu77aGhE#カルチャー
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) March 5, 2020
今回の訃報について、スポーツ報知などは以下のように報じています。
故・松田優作さん主演の「蘇える金狼」など多くの名作映画の撮影監督を務めた映画カメラマンの仙元誠三(せんげん・せいぞう)さんが1日に死去していたことが5日、分かった。81歳だった。近親者により、密葬は済ませた。
1938年、京都府生まれ。58年に松竹に入社し、67年にフリー。薬師丸ひろ子主演の映画「セーラー服と機関銃」「探偵物語」や「西部警察」「あぶない刑事」などの人気ドラマも手掛けた。
このとおり、早い段階で訃報を伝えていたスポーツ報知紙面では具体的な死因については触れられていません。
81歳という年齢を考えると病気を患っていた可能性も考えられてますが、病歴などは一切公表されていませんでした。
一方、6日深夜に更新されたサンケイスポーツ紙面を見てみると以下の通り。
故松田優作さんの主演映画「蘇える金狼」など数々の名作で撮影監督を務めたカメラマン、仙元誠三(せんげん・せいぞう)さんが1日午後8時2分、誤嚥の事故により自宅がある山形・川西町で死去していたことが5日、分かった。81歳だった。
これによると、仙元さんはどうやら誤嚥性の事故により死去されたとのことです。
晩年は山形に移住
撮影監督・仙元誠三さんが亡くなった。50代の映画少年にとっては「最も危険な遊戯」から始まる村川透監督とのコラボ作が記憶に強烈でした。特に「処刑遊戯」のブルートーンの映像と銃撃戦での手持ち長回し撮影の素晴らしさと言ったら!そのクールな躍動感は唯一無比。RIP pic.twitter.com/8ZdzY9xMw9
— 小玉大輔 (@eigaoh2) March 5, 2020
仙元誠三さんは京都出身で、松竹の京都撮影所にて撮影助手をつとめていました。
長いこと関西住まいだったのですが、2015年頃からは山形県東置賜郡川西町に移住。
この移住のきっかけについて、東沢地区の情報提供サイトで以下のようにインタビューに答えています。
24年前に仙台の不動産業者の紹介で東沢に別荘として家を建てたのがきっかけ。移り住んだのは昨年(2015年)11月からです。
どうやら仙元さんは東沢地区に別荘を持っていたそうです。
また、山形での生活についても以下のように語っています。
はじめは移住したいとは思わなかったけど、雪景色や山々などの風景を見ていくうちに「良いところだな」と感じた。 住めば都と言いますが、住めば苦難がいっぱい…。
雪がとても深いところなどには苦難を感じていたそうですが、大自然には心を癒やされていたようです。
結婚した妻や子供は?
RIP仙元誠三さん。野獣刑事上映@グリソムギャングの泉谷しげるさんとのトークで初めてお会いした時は、ご多分に漏れず、優作氏と組んだ諸作品が次々と脳裏をかすめ興奮。コワモテ泉谷さんも仙元さんをさりげなくたててました。 pic.twitter.com/wUZGyZYjus
— おく☆けん (@TOKEIWOTOMETE) March 5, 2020
仙元さんは温香(はるか)さんという一般女性と結婚されています。
ただ、結婚時期や子供の有無などについては不明です。
前掲した東沢地区のインタビューでも、お子さんに関しては触れられていませんでした。
ネットの反応
今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?
ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。
蘇える金狼は良かった。
原作のイメージを壊さない良い映画でした。
探偵物語も。
仙元さんといえば、やっぱり一連の松田優作作品だね。そう言えば、優作ゆかりの人がずいぶん亡くなってしまったな。昨年はセントラルア-ツの黒澤さんも亡くなったし。あなたが関わった作品たちは永遠です。
お疲れ様でした。
私がこの方の名前を知ったのは、松田優作のドラマ“探偵物語“の予告の中で、横浜映画祭撮影賞を受賞したって話しでした。
やっぱタキシード着たんでしょうか?
貸衣装だったのかなぁ?
向こうで沢山の仲間たちが待ってるんでしょうねぇ。お疲れ様でした。
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