こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。
週刊文春が桜を見る会の新疑惑を報じ、大きな話題となっています。
反社会的勢力が参加していた可能性が示唆されている桜を見る会ですが、過去に行政処分を受けていた48ホールディングスという暗号資産販売会社の役員も参加していたことが報じられたのです。
今回はこの文春報道のなかに記載されている48ホールディングスの元社長について、詳しく取り上げていきます。
48ホールディングス行政処分の過去を文春が報じる
#編集日誌 から■このような人の参加も「 #募った 」のでしょうか。「桜を見る会」前夜祭で、笑顔の安倍首相夫妻と写真に納まった人物は、マルチ商法で会員を拡大中だった #48ホールディングス の社長です。会員によれば、写真は「勧誘効果絶大だった」。1面と特報面で。 #東京新聞 pic.twitter.com/vrtkoDWb8B
— 東京新聞編集局 (@tokyonewsroom) February 11, 2020
今回の件について、週刊文春は以下のように報じています。
札幌には「48(よつば)ホールディングス」という会社がある。WEBコンテンツの開発のほか、仮想通貨「クローバーコイン」の販売事業を手がけていた。
同社に17年8月、国税庁の税務調査、消費者庁の立入調査が入った。結果、連鎖販売取引(マルチ商法)をしたのは特定商取引法違反にあたるとして、消費者庁が行政処分を下した。
この報道に記載されている行政処分を受けたのが2017年8月。
当時、社長を務めていたのが今回取り上げるA氏。
同社は淡路明人氏が1993年に創業。もともとは別の事業を展開していた。社名が現名称になったのは仮想通貨事業を手がけるようになった15年末。淡路氏は現在、同社会長を務める。
同社の登記簿によると、17年6月10日付で社長に就任したのがA氏。実はA氏はジャパンライフの元役員である。ジャパンライフの登記簿によると、16年5月14日に辞任するまで、取締役を務めていた。同年版の会社案内パンフレットには香港支社長として紹介されている。
この記事を見ると、A氏は国税庁と消費者庁の立入検査が入るおよそ2ヶ月前に48ホールディングスの社長に就任しています。
それから2年ほどで同社社長を退任したとのことですが、この人物とは一体誰なのでしょうか?
A氏(48ホールディングス元社長)は誰で名前は?ジャパンライフ元役員
東京新聞:首相、マルチ業者と面識否定 衆院予算委 「桜」への出席巡り:政治(TOKYO Web) https://t.co/snEfKCwXbU
「#48ホールディングス」「#全国福利厚生共済会」の関係者とも親密な写真を撮り、マルチ商法の被害者増大に貢献しておきながら「調べたが、存じ上げない」とは言語道断だ! pic.twitter.com/iSZMr1dK3Y
— ステイメン@セカンド (@ThdxlfZSxnzQBPQ) February 13, 2020
2020年2月現在、48ホールディングスのHPに掲載されている会社概要を見ると、以下の通り役員や代表は記載されていません。
A氏が社長を務めていたのは2017年6月~2018年1月ということなので、このページの過去のキャッシュをさかのぼってみます。
すると、以下のようなページが確認されました。
これによると、A氏=渡部道也氏ということになります。
実際、渡部道也氏について調べてみると、過去にもネットメディアで以下のように報じられていました。
日刊ゲンダイ(2017年12月29日付)によれば、この48ホールディングスの代表取締役社長を一時期務めていた渡部道也氏は、2016年当時、ジャパンライフの取締役香港支社長として会社案内で紹介されていたという。
この情報も合わせて考えると、A氏は渡部道也氏であることは間違いないでしょう。
ネットの反応
今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?
ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。
安倍さんはもう辞めらりたら、国会を見てたらそう思う。
マルチでも大丈夫
と言う日本でしか無い
業務停止程度だから又そう言う輩が出て来る
確かに反社を招待したり脇が甘いが、野党が追及するのはコロナに対する初動の悪さでしょ。
早めに入国拒否とかしてたら、こんなに広がって無いかもしれない
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