株式会社サクラダ(千葉)が倒産(破産)!橋梁工事=大鳴門橋や瀬戸大橋で有名

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こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。

元東証一部上場企業の株式会社サクラダが破産をしました。

帝国データバンクなどによると、以下のように報じています。

(株)サクラダ(TDB企業コード:985223002、千葉県千葉市中央区中央2-3-16、清算人渡邉秀孝弁護士)は、5月22日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。
破産管財人は加茂善仁弁護士(東京都中央区八重洲2-8-7、加茂法律事務所、電話03-3275-3031)。

当社は、1895年(明治28年)11月創業、1920年(大正9年)4月に法人改組された老舗の橋梁工事業者。85年竣工の「大鳴門橋」や、同じく88年竣工の「北備讃瀬戸大橋」、首都圏では東京都葛飾区の「かつしかハープ橋」など、豊富な実績を有していた。89年の東証1部上場後、ピークとなった92年3月期には年売上高約296億9600万円を計上したが、その後の業績は長期にわたって低迷。この間、91年の広島新交通システムの高架橋設置工事での橋梁落下事故や、98年の経理担当役員による損失額100億円超のデリバティブ取引失敗の発覚など不祥事も重なっていた。

2012年に1度目の自己破産を行いましたが、清算手続きのなかで債務超過の状態であることが再度発覚し、改めて自己破産申請を行ったということです。


株式会社サクラダ(千葉)が倒産(破産)!橋梁工事=大鳴門橋や瀬戸大橋で有名

株式会社サクラダは、千葉県千葉市に本社を構える橋梁工事の老舗。

主な実積で言うと、千登世橋や大鳴門橋、かつしかハープ橋、関西国際空港連絡橋、前田森林公園橋などがあります。

実積は素晴らしく、技術力もたしかなものであったようですが、1991年辺りから急激に業績が低迷。

事故による不祥事と、従業員の不祥事が重なって株価は相当下がっていました。

また、人員削減や資産売却などの対策がその後取られるも、公共事業の縮小によって業績の低迷はとどまらず、2012年に遂に倒産となりました。

ネットの反応

今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?

ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。(サクラダが破産を発表した当時の声も含みます)

東1・橋梁・鉄構の老舗のサクラダが破産。今、ネット四季報見てきたけど、低位だけど純資産+で低借金で倒産は予想外かな。

サクラダが破産か…。技術はあるのに、厳しい景気だね。

サクラダ抜くの難しそう。破産なんですよね。期間も短いし、どうだろう。屍拾いに行って屍になったら笑えないので慎重にやらないと。1円張り付かれて冷や汗は絶対に避けたいところです。