【死因:病気(急性肺炎)】阿部牧郎(小説家)が死去 直木賞受賞と代表作

訃報

こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。

直木賞作家の阿部牧郎さんが死去したことが報じられ、話題となっています。共同通信などによると、以下のように報じています。


風俗や推理、スポーツ、恋愛など幅広い分野で小説を著した直木賞作家の阿部牧郎(あべ・まきお)さんが11日午後11時33分、急性肺炎のため大阪府の病院で死去した。85歳。京都市出身。葬儀・告別式は近親者で行った。後日、しのぶ会を開く予定。喪主は妻映子(えいこ)さん。

京都大卒。1968年の「蛸と精鋭」が直木賞候補となった。以降、繰り返し直木賞候補となり、88年に8回目の候補作「それぞれの終楽章」で受賞を果たした。

その後も、娯楽性あふれる時代小説や伝記、官能小説などを多数発表した。ラジオ番組のパーソナリティーを務めたほか、大のプロ野球ファンとして知られた。

数々の著書で知られる名作家の訃報に、悲しみのコメントが多数寄せられています。


死因:病気(急性肺炎)阿部牧郎(小説家)が死去

報道にある通り、直木賞作家の阿部牧郎さんが死去しました。

死因は急性肺炎とのことで、家族にとっても突然のお別れだったことでしょう。

阿部牧郎さんの公式ブログ『阿部牧郎の問わず語り』では、1週間に1本程度のペースで記事が投稿されていましたが、こちらも2017年の5月を最後に更新が途絶えています。

そのため、ネットなどでは『数年前から体調が悪かったのではないか?』という見解もあるようです。

ネットの反応

今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?

ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。

さまざまな作品を生み出された方ですね。
ご冥福をお祈りします

正直、作品を読んだことはないのですが、直木賞を受賞された方として認識しております。
後世に残る作品を生み出されるのは素晴らしいことですね。

昔、大阪でお会いしたことがあります。
ご冥福をお祈りします。

直木賞受賞までの経歴と代表作

阿部牧郎さんは京都府出身の小説家。

父親は東大卒の公務員であり、自身も京大卒のエリート作家でした。

阿部さんは大学卒業後にサラリーマンとして一般企業に就職。

その傍ら、創作活動を続け、1968年に『蛸と精鋭』が直木賞候補になり、それ以降注目を集めます。

直木賞を受賞したのは、1987年の『それぞれの終楽章』

もちろんこの作品は彼の代表作ですが、それ以外にも『失われた球譜』『狼たちの笑う日』などの代表作があります。