こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。
岐阜県高山市にある中学校の部活で、顧問が男子生徒に対して暴力をふるい、併せて暴言などを吐く不祥事が発覚しました。
今回不祥事が発覚したのは、高山市立日枝中学校。
男子生徒は鼓膜を破るなどの怪我を負っているということで、ネットでも『体罰なのではないか?』といった問題視する声が多く聞かれます。
今回は日枝中学校で起きた暴言問題について取り上げます。
日枝中学校(岐阜)の剣道部で不祥事事件
今回の件について、NHKニュースなどでは以下のように報じられています。
岐阜県高山市の中学校で剣道部の顧問を務める男性教諭が、部活動の指導中、男子生徒に鼓膜を傷つけるけがを負わせたものの校長に報告せず、別の日の指導では「もう片方の耳を聞こえなくするぞ」といった暴言を浴びせていたことが分かりました。高山市教育委員会によりますと、高山市立日枝中学校で剣道部の顧問を務める31歳の男性教諭はことし3月、男子生徒との稽古の際に竹刀が強く当たり、鼓膜を傷つけるけがを負わせたものの、校長に報告しなかったということです。
4月から5月にかけては同じ生徒に「もう片方の耳を聞こえなくするぞ」といった暴言を浴びせていたということです。
また、男性教諭はほかの生徒にも「あほ」や「ばか」といった発言をしていたということです。
出典:NHK NEWS
日枝中学校は、岐阜県高山市にある公立中学校です。
1947年開校の歴史ある中学校です。
今回問題視されているのは、剣道部の顧問である男性教諭が、部員である男子中学生に対して竹刀で耳の付近を強く殴打し、鼓膜を傷つけるなどの怪我をさせたという点です。
また、顧問はこの生徒に対して暴言も吐いていたということが分かっており、こちらも問題視されています。
暴言の剣道部顧問は誰で名前や顔写真特定?
ネットでは、暴力や暴言などを生徒に対して吐いたのにも関わらず、実名報道されていない点について疑問視する声が一部であがっています。
実際に、この男性教諭の実名を報じている報道機関は現時点でどこにもなく、比較的細かい情報を報道する傾向にあるローカル紙などを見てみても、実名は掲載されていませんでした。
報道内容を見ても分かる通り、実名が報じられない一番大きな理由は、『法的な罪に問われていないこと』があげられるでしょう。
男子生徒が鼓膜に傷を負ったというのは事実のようですが、この怪我自体は稽古中に発生したもののようです。
そのため、意図的に怪我をさせようとしていたわけではなく、そのため体罰にも当たらないというのが学校側の見解のようです。
顧問である男性教諭の処分は?
世論としては、今回の件で顧問に対する処分も甘いのではないか?という声があがっています。
高山市教育委員会の発表によれば、以下のようにコメントを発表。
「体罰には当たらないものの、行き過ぎた指導があった」
そのため、処分はこの男性教諭と校長を口頭で厳重注意にした、とのことです。
この処分に、『停職処分にすらならないの?』『男子生徒がどう思っているのかわからないけど、甘すぎじゃない?』といった声があがっています。
ただ、一方で近年はちょっとした厳しい指導でも体罰と認定される傾向にあり、教員側としても指導方法が難しいといった悩みもあがっています。
ネットの反応
今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?
ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。
どんなふうに叩いたら鼓膜に傷がつくんだ?
今の防具は昔と違って細かな穴を開けてあるから鼓膜に影響ほとんどなくなっているはずなんだが。
また、なにやらかしたの?
今の先生は本当大変だわー
面を防ぐために頭部を傾げる悪い癖のある子供が時折いる。
しかし、側頭部を打つ可能性があり非常に危険な癖なので、指導者は直ちにこれをやめさせなければならない。しかるに、今回の事案は片手打ちで相手の側頭部を打ってしまったという。
指導者としての技量に欠け、己の技量を過信して危険な状況を自ら作り出す者に指導者としての資格はない。
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