こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。
日本のみならず、世界の歴史を見ても類を見ない凶悪事件を引き起こしたオウム真理教事件。
すでにこの一連の事件で逮捕され、死刑判決が下った死刑囚の刑は執行されていますが、そのなかでもサリン製造の中核的人物であったとされる土谷正実氏の半生は数々のメディアで報じられています。
過去には世界仰天ニュースなどでも、土谷正実氏の半生が特集で紹介されました。
本人の手記に基づくものですので、一度も見たことがない人は一見の価値アリです。
今回は、オウム真理教のなかでも重要な存在であった土谷正実氏について取り上げます。
土谷正実の死刑執行日の暴れる様子が噂に?
情報が詳細に公開されないこともあり、死刑囚の死刑執行直前の様子については、さまざまな噂を呼びます。
土谷正実・元死刑囚の場合についても例外ではなく、同じくいろいろな噂が立っています。
ネットでは彼の名前で検索を行うと、以下の通り『暴れる』などの言葉が候補として表示されます。
実際、ネットでは彼が死刑執行直前に暴れたというような噂が一部で囁かれているようです。
ただ、これについては事実ではない可能性が高いと思われます。
というのも、土谷正実氏の死刑執行から1年が経過する2019年7月に、彼の元妻(未亡人)が新潮のインタビューに以下のように回答しているからです。
その土谷も、最期は従容として死に赴いたという。
「いきなりでビックリはしていたそうですが、事を理解すると“今日がそうなのか”と大人しく刑場に向かっていったそうです。唯一、悔やまれることがあるとすれば、あの日、東京拘置所での執行が麻原と一緒になってしまったこと。荼毘に付されたところまで一緒でした。あれだけ憎んでいた麻原と最期まで同じだったとは……。執行を受け入れていたと思いますが、それだけは心残りだったのではないでしょうか。最期は、私の名を呼びながら刑に臨んだそうです」
出典:デイリー新潮
この証言から想像するに、暴れたというようなことはなかったと思われます。
獄中結婚した婚約者は誰?
土谷正実氏は逮捕時独身でしたが、死刑が確定して東京拘置所に収監された2009年12月、古くからの知り合いであった女性と獄中結婚をしています。
この女性は2006年ごろから接見を通じて土谷氏とコミニュケーションをとっており、そのなかで互いに心惹かれるようになったといいます。
一般人であることと、教団とは何の関係もない人物であることから、この女性に関する詳細な情報は公開されていません。
元妻の証言によれば、土谷氏は『誰か1人でも信頼できる人がいればそれでよかった』といいます。
実際、この女性と深い関係になる前は麻原彰晃への帰依の気持ちを忘れたことはなかったようですが、女性が麻原への不信感を口にすると、一気に心変わりし、麻原批判をするようになったといいます。
土谷氏の両親の現在は?
土谷氏と両親の関係は最後まで絶縁状態だったと言われています。
第三者などが間に入り、両親との面会の機会を何度ももうけようとしたものの、一貫して土谷氏は拒み続けたといいます。
現在、両親がどのような生活を送っているのか?については不明ですが、2019年現在、まだご存命のようです。
ネットの反応
今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?
ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。
サリンがどれだけ危険な物質であるかを知っていた。それを作るという魅力に取りつかれ、その後、それがどう使われるのかを考えなかった。科学者なら、当然思い至るべきこと。
前に土谷正実元死刑囚の再現ドラマを見ました。
父親がお寺に預けて一生懸命、オウムからの奪還をしていたのを思い出しました。
オウムが軍団で寺の外で呼びかけていて結局また、オウムに戻ってしまったのですが、、、
あの時戻っていなければ、、
たら、れば、なんですが、、
勉強ができて名の通った大学出て専門職になっても、世間が分からず、良い悪いの分別さえ分からなくする宗教の影響とは、選択の段階で判断力が何かの影響で疎外されていたのか、大切な人材が邪宗教の影響でこの世から抹殺されたのは、それこそ痛恨の極みといってよい。
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