こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。
2020年7月10日、早稲田大学の男性教授が生徒に対して暴言を吐いたとして、パワハラに認定。
停職6ヶ月の懲戒処分が下りました。
早稲田大学では過去にも同様の事件が起きており、学内だけでなくネット上でも大きな話題になっています。
早稲田大学教育総合科学学術院の60代男性教授がパワハラ
学生に「ばか」。早稲田大はパワハラを繰り返したとして、60代の男性教授を停職6カ月の懲戒処分にしました。https://t.co/v5EJvapGAA
— 毎日新聞 (@mainichi) July 10, 2020
この件について、朝日新聞デジタルは以下のように報じています。
早稲田大学は10日、学生にパワーハラスメントをしたなどとして、教育・総合科学学術院の60代の男性教授を停職6カ月の懲戒処分とし、発表した。教授は学内の調査に事実を認め、謝罪の言葉を述べたという。
大学広報課によると、教授は2019年4~8月、自らの授業を履修する複数の学部生を「バカ」と呼ぶなど人格を否定するような発言をした。さらに学内の会議で自らのキャリアの長さを強調し、複数の教員の提案を一方的に否定して怒鳴り散らすなどのアカデミックハラスメントをした。
教育・総合科学学術院とは、早稲田大学のなかにある10の学術院のなかのひとつ。
これは早稲田大学特有の呼称であり、教育総合科学学術院といった場合、以下の4つの組織の総称となります。
・教育学部
・大学院教育学研究科
・教育総合研究所
・教職支援センター
事件があったのは2019年のことであり、学内の停職処分という形で幕が引かれたようです。
早稲田大学教育総合科学学術院の60代男性教授は誰で名前特定?
早大生を中心に、ネット上では今回報じられた男性教授が誰なのか?と話題になりました。
実際に調べていくと、早稲田大学の教育総合科学学術院の教員一覧はこちらで見ることができます。
https://www.waseda.jp/fedu/edu/about/faculty/
前述した4つの組織のなかで、『教育総合研究所』や『教職支援センター』には教授という役職の教員はいないため、『教育学部』か『大学院教育学研究科』のどちらかということになります。
ただ、この2つの組織内には教授職の人物が多数おり、現在公表されている情報だけでは特定の人物を絞り込むことは困難でしょう。
早稲田大学の公式HPに処分が告知されていた
実名を報じている報道機関はないものの、さらに調べていくと早稲田大学の公式HPに当該男性教授の処分が告知されていました。
7月10日付で、本学教育・総合科学学術院の男性教員1名(60歳代)を停職6か月の懲戒処分といたしました。
1.理由
(1)複数の学生に対して、地位の優位性を背景として、教育上の必要性または相当性を欠いた言動を繰り返し、学生の教育研究環境を著しく阻害した。
(2)複数の教員に対して、不適切な言動を行い、教員の就労環境を著しく阻害した。
<以下略>
こちらは早稲田大学が公式に発表したものであり、現在公表されている情報のなかではもっとも詳細な情報が記されています。
ただ、こちらにも実名は記載されていませんでした。
ネットの反応
今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?
ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。
普通は依願退職ですけどね。半年経って教壇に戻っても、来年は履修する学生いないよ。出席取りません、テストはせずレポートのみです…みたいなサービスしない限りはね。
以前はこんな教授がたくさんいたが、今も少しは残っている。
いずれ時代に淘汰されるだろうね。
まあ、この人が大学生だったころは、教官にそうされていたんだろうな。
以前は、学生は研究者の卵であり、お客様なんかじゃないんだから。時代は変わってしまった。
同情するよ。
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