こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。
お茶の水博士の声などで知られる声優の勝田久(かつたひさし)さんが死去しました。
勝田さんは声優業のほかにも勝田声優学院の学院長などをつとめ、後進の育成に積極的に携わってきました。
今回は突然の訃報が報じられた勝田久さんについて、詳しく取り上げていきます。
勝田久が死去で死因は病気?
黒柳徹子も後輩!お茶の水博士の声の人が知るテレビ草創期 #勝田久 https://t.co/snlA25mCtX pic.twitter.com/DbvrMiRypI
— シネマトゥデイ (@cinematoday) April 9, 2017
勝田さんの訃報について、朝日新聞などは以下のように報じています。
勝田久さん(かつた・ひさし=声優)が21日、老衰で死去、92歳。
葬儀は28日午前11時から東京都港区南青山2の33の20の青山葬儀所で。喪主は妻の勝美さん。
日本の声優界の草分けの一人として、多くの作品に携わった。代表作は「鉄腕アトム」のお茶の水博士、「ジャングル大帝」のマンディなど。
報道によると、勝田さんは2月21日に92歳で亡くなったとのこと。
死因は老衰と公表されています。
なんらかの病気を患っていたのか?とネットで話題に上がっていますが、老衰の定義を考えれば病気による死去ではなかったと推定されます。
老衰とは?
加齢による老化に伴って個体を形成する細胞や組織の能力が低下し、多臓器不全により恒常性の維持・生命活動の維持ができなくなり死亡したと判断された場合は、死亡診断書に直接的死亡原因として老衰と記載される。
高齢であっても明らかな疾患が認められる場合には、その病名が記載されますので、定義通り老衰による多臓器不全ということでしょう。
声優学院は現在閉校
勝田久さんといえば、後世に残る名作アニメの声を数多く担当してきました。
朝日新聞の訃報にも書かれていますが、まさに日本声優界の草分け的存在です。
声優業の他にも、数多くの声優を排出した勝田声優学院の主宰者としても知られています。
勝田声優学院は1982年に開校し荻原秀樹さんや、平川大輔さんなどの有名声優がこの学校で学びました。
2015年3月に勝田さんが高齢を理由に閉校を決意するまでの間、この学院が声優業界に与えた影響は大きいものがあります。
ネットの反応
今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?
ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。
お茶の水博士が‥‥
個人的には声優さんの中でも「大御所中の大御所」という印象があった。合掌
今でも忘れません。
養成所で最初のクラスで言われた言葉は
「君たちに才能はありません。才能があればここにいません。売れてます。」でした。
でもあの言葉があるから頑張れてます。
「優勝劣敗」勝田先生、ありがとうございました
またお一方、昭和を思い出させてくれる声優さんが亡くなられる。勝田久さん。『鉄腕アトム』のお茶の水博士を演じられた方。聞けば浮かぶそのお声。近年は以前に書かれたコラムをまとめられた『昭和声優列伝 テレビ草創期を声でささえた名優たち』(駒草出版)を出された。
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