こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。
静岡県議会議員を務める諸田洋之氏が、インターネット上にマスクを大量に出品していたことが分かり、大きな話題となっています。
諸田氏本人は転売品ではないから問題ないと発言しているものの、世論からは厳しい声が相次いでいます。
ここでは、マスク大量出品で話題となっている諸田洋之県議について、詳しく取り上げていきます。
目次
静岡県議がネットにマスクを大量出品
静岡の諸田ひろゆき県議、マスク大量出品、約50回
月曜日に記者会見を開く予定らしいが、早く逮捕してほしい
サッカーやってた息子が医者目指してるってホント?
医学部合格してるなら、針のむしろで4月から可哀想すぎるわ pic.twitter.com/QLbSLuhhJX— せゐちゃ (@kataro_xx) March 7, 2020
今回の件について、静岡新聞などは以下のように報じています。
焼津市選出の諸田洋之県議(無所属)がインターネットオークションにマスクを大量に出品していたことが6日、分かった。新型コロナウイルス感染拡大でマスクが品薄状態の中、入札で高値に釣り上がったケースもあった。
取引履歴や諸田氏の説明によると、諸田氏は2月半ばごろから医療用マスク2千枚セットなどを40回以上にわたって出品し、1回当たり数万~十数万円で落札されていた。
諸田氏は取材に対し、出品を認めた上で、出品したマスクは自分が仕事で仕入れた在庫品だと説明。「転売品ではなく、問題ない」と主張した。落札額についても「出品時は1円からスタートしている。落札は相場価格だ」と正当性を強調したが、「異なる見方もあるので」として入札価格が74万円台になっていた医療用マスク2千枚セットなどの出品を6日、取り下げた。
現在、世界中で流行している新型肺炎コロナウイルスにともなうマスクの不足で、日本ではネットでの転売行為が問題視されています。
諸田氏はこの転売行為について否定しているものの、出品は2月半ばごろから行われていたとのことで、コロナウイルスの流行時期と合致。
このことから、利益目的であることは間違いないでしょう。
諸田洋之(静岡県議)の経歴学歴+顔画像
身近な県議会議員 諸田洋之先生のご尊顔を顔本より拝借。
たとえ自費で購入していようとも、仕事上の立場から入手し、オークションで売り捌くなど常軌を逸している。なにより私が買えないのが困る。週明けはコイツの辞任からはじめろよ。 pic.twitter.com/gaqcrFjnUD— にょ 452 (@NyoOrz) March 7, 2020
諸田洋之(もろたひろゆき)氏は、昭和41年生まれの政治家。
2020年現在、静岡県議会議員を務めています。
諸田氏の公式ホームページによると、家族構成は妻と息子3人の5人家族とのことです。
医療用マスク2千枚セットなどを
40回以上出品、1回当たり数万~十数万円で
落札され利益をあげ
「出品時は1円からスタートしている。落札は相場価格だ」
開き直る静岡県議 #諸田洋之 #コロナウイルス #転売ヤーを許すな
焼津市西焼津23-13 pic.twitter.com/49qAxmWXwy— DQN撲滅2 (@NOTDQN2) March 7, 2020
Twitterでは息子さんと思われる人物と一緒に映った写真も投稿されています。
詳細な学歴については記載されていませんが、最終学歴は法政大学大学院(MBA)と記載されています。
また、高校時代に所属していたという野球部の写真から、『静岡県立島田工業高等学校』の出身であることがわかります。
ちなみに、静岡県立島田工業高等学校は静岡県島田市にある公立高校で、2020年現在の偏差値は45です。
YouTube&Twitterでも活動している
静岡県の「#諸田洋之」議員(無所属)がマスク転売で荒稼ぎ!
この緊急事態の中、公職に就く者としてマスク転売は無いわ。※マスク転売も行動力、腹括るのも行動力。是非とも勝負して下さい。#モロタ金もろた#マスク転売議員 pic.twitter.com/T1XvJnL0GT— 和 (@LOGIC2019) March 7, 2020
諸田洋之氏は、自身のYouTubeチャンネルも開設しています。
チャンネル名は『諸田洋之YouTube県政報告』。
最新の動画は、2020/1/31に公開された以下の動画。
令和元年の静岡県職員の給与水準は全国第1位でした。そこで、本当に貰いすぎなのか、検証したいと思います。
今回の動画で得られることは次の点です。
・給料水準を示すラスパイレス指数とは
・国、県、市給与が良いのはどこか
・就職先の狙い目はどこかの3点です。https://t.co/UmRg8iIYhU— 諸田洋之 (@HiroyukiMorota) February 3, 2020
追記
※マスク大量出品の報道が出されると、動画はたちまち削除されました
静岡県職員の給与水準が高いという意見から、本当に貰い過ぎなのかどうか?をテーマに、諸田県議自らが顔出しで語っています。
またTwitterアカウントもあります。
本日は焼津駅南口にて街頭演説を行いました。 pic.twitter.com/O8NWypFPg8
— 諸田ひろゆき (@MOROTAHiroyuki) April 4, 2016
最後の投稿は2016年の街頭演説の様子。
来夢という会社の代表を務めていた→評判は?
諸田洋之氏の名前を楽天などで検索すると、『株式会社来夢』という会社名がヒットします。
この会社は色彩堂というインク店を運営しているようで、ネットショップ楽天のヘッダー画像などから諸田氏本人が店長を行っていることがわかります。
国内工場生産したインクを売りにしているようですが、詳しく調べていくと気になるページが。。。
インクセットを販売しており、そのまとめ買い特典としてマスクをプレゼントしていたとのこと。
ここにもマスクが絡んでおり、さらなる疑念が巻き起こっています。
ちなみに、株式会社来夢の詳細は以下の通り。
株式会社来夢
〒425-0077 静岡県焼津市五ケ堀之内981-1
TEL:054-260-9026 FAX:054-292-7497
代表者:諸田 洋之
店舗運営責任者:諸田久乃
店舗セキュリティ責任者:諸田久乃
本社所在地をグーグルマップで検索してみると以下の通り。
ヤフオクのアカウントも特定される
諸田氏はマスクをヤフオクで出品していたことが報じられています。
そして、彼のアカウントはネット特定班により『gogohm2002』と特定されたようです。
このアカウントを見てみると、たしかに現在出品中の商品はなく、過去には大量のマスクが出品されていたことがわかります。
ただ、特定に至った経緯や根拠などについて明確なものは今のところ見つかっていません。
高校時代に謹慎処分を受ける
諸田氏のホームページには、高校時代に謹慎処分という罰則を受けた過去が記されています。
以下、ホームページに掲載されている原文そのままを引用します。
高校になると様々な誘惑があります。そのひとつにバイクの免許の取得がありました。
私の学校では遠くから通っている生徒にのみ、学校から許可を得て免許を取っていいという特例がありました。
ところが、私が所属する野球部では固く禁じられていました。今思えば若気の至りなのですが、当時の私は禁止されていることは知りながらも、
バイクの免許をとってしまったのです。何とかなるだろうと軽く考えていたのです。しかし、甘かったのです。学校からは謹慎という罰則を受けました。
部活の仲間にも面目がたちません。周りの目も気になります。
私は精神的にも退部寸前まで追い込まれました。
所属していた野球部で禁止されていたバイクの免許を取得し、それが原因で謹慎処分を受けたという内容です。
この後、恩師である監督からチャンスを貰い、更生して周囲の支援を始めたというストーリーです。
政治家にはよくありがちなストーリーではありますが、SNSなどではこの経歴と今回のマスク大量出品問題を絡め、揶揄する声もあります。
【3/9追記】釈明会見で『新型コロナで仕入れたものではない』
諸田県議が3月9日に釈明会見を開きました。
この会見で、ネットオークションで売り上げた金額はなんと888万円にもなるとしており、ネットでは再び衝撃が走っています。
ネットオークションに大量のマスクを出品していた静岡県議会の諸田洋之県議が、静岡県庁で会見し、「不当な利益を上げていたわけではないが、誤解を与えてしまったことを謝罪する」と述べました。2月4日から3月6日まで2000枚1セットで89回出品し、売り上げは約888万円としました。「何年も前からの在庫で、こんにちの事態で仕入れたものではない」と説明しました。
静岡朝日テレビなどではこのように報じられており、マスク転売の事実は認めたものの、今回の新型コロナウイルスの騒動に乗じて仕入れたものではないことを強調しました。
ネットの反応
今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?
ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。
無償で病院等に寄付されている方もおられる中、残念極まりないですね。
非常識なこの県議には辞職をお勧めいたします。
この県議がどんな方なのかまったく存じ上げないのですが、地元の医療施設やら福祉施設に、無償もしくは有償で提供するって手もあったかも
ってか、近親者や支援者にすら、そういう発想する人がいなかったって、悲しいよね
転売品ではなく、問題ない?
静岡県議なら、使う予定のないマスクを、静岡県民の為、静岡県内のマスク不足の医療機関へ寄付するべきだと思うが・・・
静岡県民は、悲しんでいると思う。
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