こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。
明石家さんまさんの師匠として知られ、上方落語の重鎮・笑福亭松之助(本名=明石徳三)が死去しました。毎日新聞などによると以下のように報じています。
ひょうひょうとしたとぼけた味わいや人気タレント、明石家さんまさんの師匠としても親しまれた上方落語界の最長老、笑福亭松之助(しょうふくてい・まつのすけ、本名・明石徳三=あかし・とくぞう)さんが22日、老衰のため死去した。93歳。葬儀は近親者で営み、後日、お別れの会を行う。喪主は長男の落語家、明石家(あかしや)のんき(本名・明石弘之=あかし・ひろゆき)さん。
一番弟子のさんまさんが落語家よりもタレントに向いていることを見抜き、活動しやすいよう、「笑福亭」の亭号を返上させる代わりに、自分の本名から「明石家」の家号を授けた。
落語の得意ネタは「三十石」「らくだ」「野崎詣(まい)り」。俳優としてはNHK連続テレビ小説「まんてん」「わかば」や映画「学校の怪談4」「パッチギ!」などに出演。90代を迎えてからも、半生をつづった「草や木のように生きられたら」(ヨシモトブックス)を出版。さんまさんが司会するバラエティー番組にも出演し、元気な姿を見せていた。
お笑い界の大御所・明石家さんまを発掘した笑福亭松之助さん。今のさんまさんがあるのは彼がいたからと言っても過言ではありません。
死因は病気?笑福亭松之助(明石徳三)が死去
報道によると、死因は老衰とのこと。
御年93歳の大往生でした。
ただ、近年も精力的に活動をしていただけに、驚きを隠せないファンも多くいるようです。
2016年にはヨシモトブックスから人生初の著書である『草や木のように生きられたら』を出版し、晩年もさまざまな挑戦をされていました。
ネットの反応
今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?
ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。
弟子入り後、一度当時の彼女と逃げたさんまさんを再び受け入れてくれた人。
いまのさんまさんを我々がお茶の間で観ているのは、この方のおかげですね。お疲れ様でした、ご冥福をお祈りいたします。
さすがのさんまさんもショックでしょうね。
素晴らしい師弟関係でしたから。
ご冥福をお祈りいたします。
さんまさんの師匠というだけでなく、上方落語の才能と技量は、芸に厳しい立川談志師匠からも、「既に松鶴を超えている」と高い評価を受けていた方でしたね。
惜しむらくは、松之助師匠が上方落語協会に入っていないために、その存在が米朝師匠や可朝師匠達よりも、軽んじられた事でしょう。
しかし、大御所であってもかぶり物をしたり、重鎮ぶらない点は凄いと思いました。
何より、毎年「さんまからお年玉貰った」と、ネタにするほどの根っからの芸人さんである点は、敬服すべきでしょう。
松之助師匠のご冥福をお祈りいたします。
明石家さんまの師匠の経歴と子供(息子)
今回訃報が報じられた笑福亭松之助さんは、2代目にあたります。師匠は素晴らしい技能が今でも語り継がれている5代目笑福亭松鶴です。
笑福亭松之助さんは落語だけでなく、タレントや俳優などとしても活躍しました。
略歴
神戸市生まれ。1948年に五代目笑福亭松鶴に入門、二代目松之助を名乗る。五代目松鶴がすぐに他界したこともあって、演劇の分野にも進出。宝塚新芸座や吉本新喜劇で喜劇役者として舞台を踏んだほか、明石光司のペンネームで脚本や新作落語なども書いた。
ちなみに、落語家の明石家のんきさんは笑福亭松之助さんの実のお子さんです。
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