こんにちは!Buzz Fixer編集部の吉井です。
2019年9月12日に放送されたお昼の情報番組『ミヤネ屋』で、コメンテーターとして出演した元韓国大使の武藤正敏氏の発言が大きな話題を呼んでいます。
事の発端は、2017年に韓国で公開された『1987、ある闘いの真実』という映画についての国内の影響力について、ミヤネ屋で発言した以下のコメント。
「映画が公開されたのは2017年の12月27日。恐らく今の政権になってからこれを作ったのだと思います。だから検察改革に対する国民の支持を得るためのかなり政治的な意図があってできた映画で。しかも今はないような過去の民主化闘争を題材にしてやるっていうところはなかなか巧妙ですよね」
このコメントが事実と異なるとして、大きな批判を呼んでいるというのです。
今回は、今話題となっている元韓国大使の武藤正敏さんについて取り上げます。
武藤正敏(元大使)の評判と高校大学や若い頃の経歴
今回の件について、武藤氏の発言が事実と異なり、批判が集まっていると報道したのが女性自身です。
女性自身では以下のように報じています。
辺氏の解説後、番組ではゲスト出演した武藤氏を中心にチョ氏の数々の疑惑を紹介。そして、司会の宮根誠司氏(56)から映画がチョ氏支持に与える影響について質問された武藤氏はこう持論を展開した。
「映画が公開されたのは2017年の12月27日。恐らく今の政権になってからこれを作ったのだと思います。だから検察改革に対する国民の支持を得るためのかなり政治的な意図があってできた映画で。しかも今はないような過去の民主化闘争を題材にしてやるっていうところはなかなか巧妙ですよね」
17年5月のムン・ジェイン政権後に映画が制作されたと主張する武藤氏だが、同作のチャン・ジュナン監督はウェブメディア『映画と。』のインタビューで「最初に脚本を見せてもらったのは2015年の冬で、非常に面白い企画だと思いました」と語っている。つまり前大統領であるパク・クネ政権時代から制作がスタートしており、武藤氏の主張は事実と異なっている。
また宮根氏からの「パク・クネ氏が大統領を務めていればこういう映画は作られなかったのか?」という質問に対して、武藤氏は「少なくともパク・クネさんがそういう映画を上映させたかはわからないですけど、積極的にこういう映画を作ろうということにはならなかった」と返答。まるでムン政権によって政治利用のため作られた映画であるかのように主張しているが、朝日新聞が運営するウェブメディア『GLOBE+』でチャン監督はこう語っている。
「朴槿恵政権は、まるで独裁体制時代に戻ったかのように文化業界を弾圧、政権に都合のいいことしか言わせようとしなくなり、歯がゆく感じていた(中略)政権からどんな不利益を被ることになっても、勇気を出して映画にしたかった」
当時の朴槿恵政権に対する政治に対する強い問題意識をもって作られた作品を、政府が作らせたという武藤氏の主張は事実誤認と言わざるをえない。
出典:女性自身(一部引用)
今回、女性自身が報じたのは、武藤氏の事実誤認やデマ情報の発言といった疑惑です。
ただ、世論の反応は意外なもので、武藤氏ではなく、むしろ女性自身の報道内容のほうに批判が集まりました。
『ネットで批判が殺到しているって、それこそデマ情報だろ!』
などの声が多数を占めており、世論はむしろ武藤氏の擁護に傾いています。
武藤氏は、1948年生まれの元外交官。
wikipediaなどを見ると、世田谷区立祖師谷小学校→横浜国立大学という経歴は記載されているものの、中学や高校に関する経歴は記載されていません。
彼が執筆した著書の経歴欄や、連載を持っているJBpressというニュースサイトの経歴を見ても、中学や高校については記載されていませんでした。
最終学歴だけを記載するのはわかりますが、中学高校だけ抜けているというのはなにかあるのではないか?とネットでは話題になっているようです。
一部では韓国系の学校に通っていた?などとする意見もありますが、これは事実無根でなんの根拠もありません。
現在、大学以前の学歴の詳細情報は公表されておらず不明ですが、そこに深い意味はなく、単に本人が公表していないだけだと思われます。
韓国語は話せる?
現在公表されている武藤氏の経歴によれば、横浜国立大学を卒業した後、ソウル市で朝鮮語研修を受けたそうです。
キャリア官僚の中では、コリアスクールから初めての韓国大使になったということ。
そして、韓国勤務が長く、韓国に精通しているということも記載されています。
ただ、実際に彼が韓国語を話している姿を見たことがないという人も多く、『韓国語は本当に話せるの?』と噂に。
現時点で彼が韓国語を話している動画などを見つけることはできませんでしたが、国の代表として韓国に渡り、それなりに韓国在住歴も長いということで、韓国語は堪能であると考えるのが普通でしょう。
ネットの反応
今回の報道を受けて、世論はどのように反応しているのでしょうか?
ネットの掲示板などに書き込まれたユーザーの声の一部を紹介します。
朝鮮半島出身者のメディアへの影響力が大きくなってきて武藤元大使への攻撃も激しくなってますね。日本国民は武藤さんを応援してますので負けずに頑張っていただきたい。
逆にこの事実確認は取れているのでしょうか?
韓国人全てが嘘つきとは言わないが、これまでの虚偽報道や現政権の言動から見たら、この発言もうがった目で見てしまう。
ん?武藤氏は最初から「おそらく」と言っているよね。しかも、文ちゃんら親北勢力に都合のいい内容であることから、親北勢力に忖度した映画である可能性は高いと思うよ
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